新・必殺ブログ人~ひとり市民革命~

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12.16日本人が負けた日 第3回 ―青森・郡山市長選は民意再興の第一歩―

 昨日4月14日、青森市と郡山市で市長選が行われた。青森市では無所属の現職市長が勝利、郡山市では自公推薦の現職候補が新人に敗北する結果となった。

自公:青森と郡山の2市長選で敗北 アベノミクス支持限定
毎日新聞 2013年04月15日 11時59分(最終更新 04月15日 13時02分)

 14日投開票された青森市長選と福島県郡山市長選で、自民、公明が県連や支部レベルで推薦する候補者が敗れた。青森市長選では候補者擁立過程で自民党県連内が混乱したのが一要因。郡山市長選では東京電力福島第1原発事故後の復興と除染の現状に対する不満から、現職に批判票が集まった。高支持率が続く自公政権だが、市民生活に直結する地方選で「アベノミクス効果」は限定的だったとみられる。

 青森市長選では、自公が推薦する無所属新人で前青森県副知事の蝦名武氏(67)が、無所属現職の鹿内博氏(65)に約2万票差で敗れた。自民は蝦名氏と県議、前市議会議長の3人の中から1月に蝦名氏に絞ったが、市議の多くは蝦名氏と距離があり、一枚岩の態勢にならなかった。

 敗因として蝦名氏は「知名度と時間がなかった」と話し、自民党の山崎力参院議員(青森選挙区)は「TPP(環太平洋パートナーシップ協定)で農家の反発があるのかもしれない」と指摘した。

 一方、原発事故後、初となる郡山市長選は3選を目指す無所属現職の原正夫氏(69)=自公支部推薦=と、無所属新人で団体理事の品川万里氏(68)による前回09年と同じ顔ぶれになり、原氏は約7600票差で破れた。原氏は県議や市議の大半の支援を受け、地元出身の根本匠復興相との密接ぶりを強調。安倍晋三政権の人気を追い風にしようとしたが、組織が空回りした。初当選を果たした品川氏は15日午前に記者会見し「迅速な除染方針を打ち立てたい」と語った。【酒造唯、藤原章生】


 思えば自民党は選挙前にはTPPに慎重論を唱えていたが、年があけてみればTPP参加があたかも規定路線のような事ばかり言っている。消費税も物価上昇が前提と言ってはいたが、円安による物価操作で物価上昇は達成したと言い張るのは目に見えている。またも国民生活は切り捨てられるのだ。そこへ今回の市長選の結果。自民候補に当選を許さなかった日本人の民意はまだまだ捨てたものではない。

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12.16日本人が負けた日 第2回‐この道はいつか来た道 ああそうだよアホウ太郎のヘの字口が見える~‐

 年末、ついに第二次安倍内閣が始動してしまった。しかしその顔ぶれを見るとただただ呆れるばかりなのである。ここまで最初から嫌な気持ちになる内閣も珍しい。副総理兼財務大臣は何とあの無能の権化麻生太郎だ。日本の不況の一番の原因となったあの男がよりによって財務大臣とは。リーマンショックで何一つ動かず、曲がった口からは開けば失言ばかりが出てきた。
 もう一人、甘利明という人物。この人も前の安倍内閣でも閣僚をやっていたが、それよりも野党時代に自分の意見が通らぬとなると当時民主党の三宅雪子さんを突き飛ばし重傷を負わせた人物だ。民主主義の公平な議論を否定するような人物が恥も無く出てくる事に驚きを隠せない。

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12.16日本人が負けた日 第1回‐憲法は9条ではなく1条を死守せよ‐

 自民党が今回訴えていた憲法改正。田中真紀子さんは選挙活動中の演説の中で9条改正を批判していた。社民党や共産党も憲法9条を守れと説得力のある力説を続けてきた。しかし我々が注視しなければならないのは実は憲法9条ではない。確かに9条も大きな意味があることは否定しないが、最初の第1条が改悪される恐れがあるのだ。
 自民党が発表している日本国憲法改正草案(http://www.jimin.jp/policy/pamphlet/pdf/kenpou_qa.pdf)というものがあるが、その第1章にこそ注目すべきだ。そこには

・天皇は元首であり、日本国及び日本国民統合の象徴。
・国旗は日章旗、国歌は君が代よし、元号の規定も新設。


とある。憲法最大の危機はここにある。まず天皇は民意によって選ばれるという存在ではない。それを元首とすることは民主主義国家の体面を否定する事である。アメリカ、フランスを見れば分かると思うが、元首と位置づけられる大統領はあれほどの大々的な選挙によって決定される。ロシアや韓国ですらそれは同様なのである。選挙方法は各国によって違いはあるが、主権者である国民の民意が必ずその決定を左右するという根本の原則は共通である。
 田中真紀子さんは戦前のような国に戻ってしまう事を危惧していたが、それは9条だけでなく1条にこそ現れていると言えよう。民意を経ない元首が存在しないという点において、戦後日本はまがりなりにも民主国家として世界から認識され始めた。

 別に天皇制には反対ではないしこれだけ長く続いてきた歴史を終わらせる必要も無いのだが、戦前のように天皇元首であれば民主主義の大原則に反する。しかし天皇をあくまで国民統合の象徴とする事で、矛盾無く国民主権と天皇制の並立共存を図る事が出来たのは正に日本人の叡智の賜物と言っていい。そうした点に目を向ける必要があるだろう。

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