新・必殺ブログ人~ひとり市民革命~

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新コーナー、ニュース正論市民一代。第1回、憲法自民草案1条の巻。

 評論家勝谷誠彦がSPAで連載しているコラムの形態を参考にして進めて行きます。


 私が自民党の憲法改悪草案を見て、その冒頭部分である第1条を目にした途端、私は椅子ごと後ろに転げ落ちそうになった。自民党草案では何と『天皇は、日本国の元首であり』という信じられない文言ではじまるのである。
 あなた達は民主主義・それだけではなく国民主権というものを何だと考えているのか?。世界の民主主義国家を見るがいい。アメリカでもフランスでも韓国でも元首に当たる大統領が正に国民の投票で選ばれているのである。旧来の封建制度や絶対王政から脱却し民意で元首を選ぶ、それが民主主義の根本なのではないか。皇位継承は全く民意を介在しておらず更に世襲でもある。選挙の行われていない中国でも国家主席は党の役職であり少なくとも世襲からは脱却できている。世襲の元首となると私にはこの顔しか思い浮かばない。まさかあのような国と日本とを同列に考えているのだろうか?。

 そもそも天皇の役割からみてもこの論はおかしい。世界にはフランスやイギリスのように大統領と首相が並立する国も少なくないが、組織形態としては元首である大統領の下に首相がいるという点では共通している。しかし日本の天皇は首相の上位にいるわけではない。むしろ天皇の行為は内閣の承認が必要とされているのだ。確かに天皇と首相とは独立しており直接の上下関係はないが、内閣の組織図を見れば一目瞭然、内閣府の下にちゃんと皇室と書かれているではないか。首相の指揮下に元首がいる、元首の行為に内閣の承認を必要とする国が他のどこにあると言うのか。こうした点1つを見ても天皇が元首と言うのはありえない事だとわかるし、それを強行すれば正に国民主権の否定に他ならない。
 天皇の公務の条項を見る限りは実質的に現行制度を改変しようと言うものではないのだろう。しかしそうした条文を変えていこうとするのはこれぞ正に麻生の口走ったナチスの手口である。この男達、どこまで日本を貶める気なのだろうか?。憲法義勇軍でも作りたくなってくる思いだ。


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